鹿の寿命

このページでは、鹿の寿命について解説します。

ニホンジカの寿命は10～20年

　
一般的にニホンジカと言った時に想定されるホンシュウジカの寿命はオスで10～12年、メスは15～20年程度です。

また、ニホンジカの亜種ごとの寿命は以下の通りになります。

　
ケラマジカについては文献が見当たりませんでしたが、マゲシカと同じぐらいなのではないかと推測します。

全体的な傾向として、北に住むシカほど寿命が短く、南の鹿のほうが寿命が長いです。

また、オスとメスではメスの寿命のほうが長いです。

これは、オスは縄張り争いなどの際に命を落とすことがあるためです。

なお、天然記念物として保護され、他の地域の野生の鹿より生存条件のいい奈良のシカ（ホンシュウジカ）に関しては寿命が若干長く、オスが12～15年、メスが20～25年となっています。

　
ここからは、世界各地に生息する鹿の仲間の寿命を見ていきましょう。
　