奈良の鹿の一日

鹿は朝何時に起きて夜はどこで寝ているの?

このページでは、奈良の鹿が一日をどのように過ごしているのかを説明します。

 

朝の鹿

lPPEIさん(@ippeigo)がシェアした投稿


 

鹿は朝何時に起きるの?

奈良の鹿は早朝、夜明けとともに行動を開始します

早朝はまだ鹿せんべいの屋台がオープンしていないため、鹿たちは飛火野などの草地や山の中で葉っぱや草などの植物を食べていることが多いです。


 

鹿せんべい屋さんは何時に開くの?


画像引用元:いんちょの徒然ブログ

奈良公園の鹿せんべいの売店はだいたい9時~10時ごろ開きます

移動式の露店だけではなく、お土産屋さんでも鹿せんべいを買えます
こちらもオープンは10時ごろであることが多いです。

この時間帯になると、観光客がくれる鹿せんべい目当ての鹿たちが春日大社や東大寺、奈良公園などの町中(地面が舗装されているゾーン)に続々と進出してきます

 

 

昼の鹿


 

鹿は習性として、一度散歩コースを決めるといつも同じコースで散歩する動物です。

このため、昼の鹿は群れごとに決まったコースを巡回しています

ちなみに1つの群れは10~20頭の鹿で構成され、オスの群れとメスの群れは別々です。

鹿は昼でも仮眠することがあるため、奈良公園の木陰などでお腹がいっぱいになった鹿が休んでいる姿を見かけることもあります。

 

夕方の鹿

kagamyさん(@ghisomy)がシェアした投稿

夏限定ですが、夕方になると鹿たちが続々と集まってくるスポットがあります。

奈良国立博物館の前です。

この奈良国立博物館前に鹿が大量に集まる現象はここ数年で始まったもので、通称「鹿だまり」や「鹿だんご」と呼ばれています。

奈良の夏の夕方の新しい風物詩と言っても過言ではありません。

鹿たちはだいたい16時頃から集まり始めて、18時にはピークを迎えます

鹿だまりの解散は19時ごろ。

日が落ちて涼しくなってくると、鹿たちは三々五々立ち上がって山に向かって歩き出します。

この「鹿だまり」がなぜ奈良国立博物館の前に出来るのかは謎ですが、地下に通路や通風口があるためこの一帯の芝生が他よりも温度が低く、ここに涼みに来ているのではないかという説が有力です。

7月~8月の暑い時期の夕方限定のこの光景、是非チェックしてみてください。

 

 

夜の鹿

 

奈良の鹿は夜どこにいる?


画像引用元:Magical Mystery Nara Tour

観光客も鹿せんべい屋もいなくなる夜になると、奈良の鹿は森や山などそれぞれの群れの寝床に戻っていきます

中には、奈良公園内の木陰や茂みで夜を過ごす群れもあります

ちなみに、鹿せんべい売店の閉店時刻ですが大体16時~17時頃になると店じまいするところが多いです。

山に帰った鹿たちは、0時ごろまでは草や葉っぱなどの植物を食べたり休んだりしています。

鹿の就寝時刻

0時ごろになるとほとんどの鹿は活動をやめて寝ます。

その後、日の出頃までほぼ寝ています。

 
関連記事