鹿せんべい飛ばし大会ってどんなイベント?参加費やルール、優勝賞品についても解説

毎年奈良で行われるご当地ほのぼのイベント「鹿せんべい飛ばし大会」。

鹿好きなら一度は体験したい、鹿に見つめられながら鹿せんべいを投げるこのイベントについてこの記事では解説します。

 
鹿せんべい飛ばし大会 解説

 

 

「鹿せんべい飛ばし大会」とは?

 

 
奈良ならではの「鹿せんべい」を使った鹿せんべい飛ばし大会。

このユニークなご当地イベントは1993年から行われています。

主催者は奈良若草山観光振興会、実施場所は若草山です。

 

 
子供から大人まで楽しめるゆる~いイベントとあって、1回の参加者が1,300人を超えるなど地味に人気のあるイベントです。

また、奈良県内だけでなく日本中から参加者が集まり、中には海外からの参加者までいます。

 

大会のためだけに焼かれる特大鹿せんべい

 

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この鹿せんべい飛ばし大会で使用されるせんべいは、普通に奈良公園で売られている150円のものとは違います。

競技用に作られた特大鹿せんべいのため、普通の鹿せんべいの約4倍の大きさがあります。

お値段は1枚300円。

参加料の代わりに300円払って特大鹿せんべいを購入します。

ちなみに1回の受付で3枚まで購入できますので、3回チャレンジしたい方は900円払って3回投げてみるのもいいでしょう。

 

鹿せんべい飛ばし大会のルールは?

 

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ルールは簡単、若草山の斜面沿いに鹿せんべいを投げるだけです。

一見ユルいルールですが、実は細かい条件も決まっていて、

 

  • 年齢、性別の区別なく全員同じ条件で競う
  • 距離測定は、競技ラインから鹿せんべいの最後尾まで
  • 鹿せんべいが割れた場合は一番遠くに飛んだかけらで測定
  • 「投げる」のではなく「転がす」のは失格
  • 同じ距離が2名以上いた場合は、年少者を上位とする
  • 鹿がせんべいを食べてしまったら、鹿の右前足までを測定距離とする

 
など、後々不公平がないようにきちんと細かく計測ルールが決まっています。

 

優勝賞品は?

 

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鹿せんべいを一番遠くまで飛ばした人には「鹿の角トロフィー」が贈呈されます。

優勝者は直径20㎝の鹿せんべいを50~70mも飛ばすというのですから驚きです。

「そんなに飛ばせないよ~」という方もご安心ください。

優勝できなくても20m飛ばせば鹿ストラップ、30m飛ばせば鹿マスコットを入賞商品としてもらうことができますよ。

鹿との思い出作りに是非参加してみてください。

 

参加した人の感想は?

 

 
風の強さや向きによって鹿せんべいの飛距離が大きく変わるため、自分が飛ばす番になった時の風向きは運次第!

思った方向に飛ばなかったりなど様々なドラマが産まれます。

参加した人の感想としては「思ったように飛ばなかった!」というものが圧倒的に多いですが、鹿に見つめられながら山の上からせんべいを投げる体験は他では絶対に出来ませんので、 飛距離にこだわらず楽しく参加する! という方も多いようです。

 

おわりに

鹿せんべいとばし大会は毎年1月、3月、5月に行われています。

実施日はその年によって異なるため、最新情報はオフィシャルホームページをチェックしてみてくださいね。

 

 
鹿せんべいのことをもっと知りたい!という方は以下の記事も読んでみてください。

 

 
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