鹿といえば草食動物ですが、鳥などの小動物を食べることもあります。
特に冬場は鹿のエサの植物も減り、必要な栄養素を十分に得られないことから植物以外のものも食べることがわかっています。
鹿が鳥を食べる決定的瞬間
上の動画の1:00ぐらいから、地面に落ちて弱っていた小鳥を鹿が捕食します。(カメラ位置が遠いため、そんなに生々しい映像にはなっていませんが念のため閲覧注意です)
動画前半では、おそらく親鳥と思われる2羽の鳥が、地面に落ちた我が子を鹿から守ろうと必死に鹿に攻撃をしている様子がうかがえます。
鹿は目の前に落ちている肉なら結構なんでも食べる
鹿は普段は草食動物ですが、目の前に動物の死骸が落ちている場合など、肉が目の前にあれば食べるというのは以前から各地で目撃されています。
これは特に鹿のエサである植物が激減する冬場に見られる現象で、鹿が必要とする塩分やカルシウムなどのミネラルを肉や骨から摂取しているのではないかと考えられています。
鹿は人の死体が落ちていればかじる
また、屋外に人の死体を放置して、どのように腐敗していくかを研究していた医学者の研究結果によると、鹿は人骨をかじることがあることがわかりました。
肉食動物ではないとはいえ、鹿も実は草以外の物から栄養を得ているんですね。
なお、同じ草食動物の牛も鳥を食べることがあり、ヒヨコやニワトリを食べるところが目撃されています。
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